声楽とは?簡単に説明してみます。

 
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声楽とはズバリ!人の声による音楽の事です。英語では、Vocal music

こんにちは。ソプラノ歌手みやこです。
今日は声楽についてのお話です。

声楽とは人の声による音楽のこと。
しかしさらに厳密に言えば、オペラ、オラトリオ、歌曲、重唱、合唱などのことを総じて言う言葉です。

オペラ

歌曲とリートとアートソング

今日はクラッシック音楽における声楽について、ちょっと深掘りしてみようと思います。

ちょっと音楽史みたいになりますが、クラッシックにおける声楽曲は、以下を中心に発展してきて現在に至ります。

①宗教曲

②世俗曲

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宗教曲

①の宗教曲は、主に教会で演奏されてきた祈りの音楽であり、その歴史はとても古く、今ある音楽の原点とも言えるものです。グレゴリオ聖歌が古いものでは有名で、仏教でいうお経のような響きがします。

教会で歌われる音楽はその後どんどん発展を遂げ、バッハなどが毎週日曜日のミサのために新作を作曲していたと言われるカンタータや、キリストの受難の物語をオーケストラや合唱、ソロの歌手などが演奏する長大なオラトリオ、レクイエムなどが生まれます。

世俗曲

②の世俗曲は、また全然違う発展の道を辿ります。ギターや、ギターのような楽器、リュートを抱えて歌う吟遊詩人(今で言うストリートミュージシャン、シンガーソングライター、かな。)が中世ヨーロッパ各地で活躍し、歌うのは物語や歴史、恋愛など世俗的な題材。それがだんだん詩人が書いた詩に作曲家が曲を作る歌曲などの独唱曲、規模の大きいあらゆる物語を音楽劇化したオペラへと進化していき、現在に至っています。

実は声楽って一言に言っても、すごーく意味が広いですね。

人が歌う音楽は全部声楽!なんて言ったら、天文学的な量の音楽がありそうです🎶

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最後までお読みいただきありがとうございました。