こんにちは。ソプラノ歌手みやこです。
クラッシックの歌というと、どんなものを想像しますか?
声楽を習うと「歌曲」を学ぶのが普通ですが、
「歌曲」って一体なんでしょう??
文字通り、歌う曲ですが、聞いたことない、よくわからない、
定義は一体!?と思われている方も多いと思います。
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歌曲とは?
「歌曲」は、ドイツではリートと呼ばれたり、
英語ではアートソングと呼ばれたりするもので、
簡単に言うと「詩」に、曲をつけたものです。
シューベルト、シューマンなど、ドイツの作曲家の作品が特に有名ですが、
フランスにも、イギリスにも、イタリアにも、
まだまだ他のたくさんの国に、
そして日本にも、歌曲は多く存在します。
よく混同されますが、オペラの中の「歌」は、
「アリア」と呼ばれて、歌曲とは区別されます。
歌曲とはあくまで、詩人によって書かれた詩に作曲家がメロディーをつけ、
伴奏をつけたもの。となります。
オペラについてはこちら。
オペラとは
有名な詩人の書いた詩に、有名な作曲家が曲をつける。
魂の宿った芸術作品です。
詩人と作曲家の間に交流があることもしばしばで、
当時どんな会話がなされたのか、聞けるなら聞いてみたいです!
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日本、ドイツ、イタリア、イギリス歌曲
日本歌曲はたとえばこちら💁♀️
多 忠亮作曲 「宵待草」
竹久夢二さんの詩。
「待てど暮らせど来ぬ人の
宵待草のやるせなさ
今宵は月も出ぬそうな」
短い曲ですが、前半では心がはち切れそうな痛みを、
後半では少し諦めにも似た絶望感を表現しているように感じます。
ドイツ歌曲(ドイツリートとも言います)はこちら💁♀️
シューベルト作曲「君は我が憩い」Du bist die Ruh
シューベルトは歌曲の王と言われ、
31年と言う短い生涯で600曲以上の歌曲を作曲しています。
この曲は数あるシューベルトの歌曲の中でも、一際美しく、
穏やかでシューベルトの人となりが出ている曲と感じます。
イタリア歌曲はこちら💁♀️🇮🇹
ベッリーニ作曲「優美な月よ」Vaga luna che inargenti
また月の曲だった!
イタリアの歌曲はやっぱり、ラテン系だけあって
セクシーさが出ますね。
名曲です。
イギリス歌曲🇬🇧
ロジャー・クィルター作曲「6月」June
イギリスに長く住んでいたので思い入れがあります。
これもまたとてもセクシーな詩ですが、
曲にそのセクシーさが出てこないところが
とてもイギリスっぽいです😅
短くても一曲一曲がこだわり抜かれた完成度の高い芸術作品で、
詩の内容を見事に
音楽で表現しています。
是非色々聴いてみて下さい🎶
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最後までお読みいただき、ありがとうございます!