宵待草の歌詞と解説。動画あり。

 
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こんにちは。ソプラノ歌手みやこです。

日本歌曲、宵待草。
短いのにインパクトのある素敵な曲です。
詩は竹久夢二。
曲は多忠亮。

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竹久夢二について

竹久夢二(たけひさゆめじ1884−1934)は、詩人であり、画家でもありました。
美人画の画家として有名で、
大正ロマンの代表画家、大正の浮世絵師などと呼ばれていました。

何と言うか。。竹久夢二の人生を調べれば調べるほど、
よく言えば「恋多き男」。悪く言えば、「浮気性」😅
一緒に暮らしたことのある女性だけでも4名??
音楽家にもありがちですが、どうしても美を追求するとそうなっちゃうのかしら??

そしてこの、大ヒットした「宵待草」も、どうやら恋の香りがします🤣

宵待草の歌詞

待てど暮らせどこぬひとの
宵待草のやるせなさ
今宵は月も出ぬそうな

宵待草について

作詩は1910年(明治43年)1912年に雑誌「少女」で発表される。
ヴァイオリン奏者の多忠亮が曲を付けて1917年(大正6年)に初演。
翌1918年に竹久夢二の表紙絵のついた楽譜が出版されて人気を博し、歌い継がれることになりました。

この詩を作った時、夢二は27歳。最初の妻、岸たまきと離婚後に、ヨリを戻して2歳の息子も一緒に千葉に旅行中、
これまたたまたま千葉に来ていた秋田出身の当時19歳であった長谷川カタという女性に出会い、
恋に落ち、翌年再びその地をおとづれた夢二だったが、カタはすでにその地にはなく、結婚をしてしまっていた。。

もはや待てど暮らせど会えることのない彼女を想って詠んだ歌です。

いや、私からすると色々ツッコミたいところがあったりするお話ではありますけれども!!
いやもはや、どこからツッコんだらよいかもわからないお話ですけれども!!

まとめ

ロマンチックな歌詞の背景を知ると、なかなか刺激的な物語が隠れていて興味深いですね。
そして作曲家がヴァイオリニストだと言うのも、
インパクトのある情熱的な曲に仕上がった大きな要素だなぁと妙に納得しました。

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最後までお読みいただき、ありがとうございました!