日本古謡 さくらさくら 歌詞と解説 動画あり

 
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こんにちは。ソプラノ歌手みやこです。

日本から東ティモールに引越しして半年が経ちました。
半年間、ずーっと夏です😅💦
今日も暑い、昨日も暑かった、明日も絶対暑い🥵の日々。。

その間、日本には秋が来て冬が来て春が来て。
改めて日本の四季の素晴らしさを感じる今日この頃。

日本から、早咲きの桜🌸の便りが届きました。

日本の春の美しさをこれ程感じる曲も少ないと思い、
さくらさくらを歌いました。
https://youtu.be/smqiJD-w1r4

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歌曲「さくらさくら」

この曲は日本古謡とされていますが、
実際はわからないところが多く、
江戸時代の箏曲の練習のために書かれたメロディーなのではないか
と言われています。

歌詞

歌詞については、明治時代に後からつけられたものです。

さくら さくら
やよいの空は
見渡すかぎり
かすみか雲か
匂いぞいずる
いざや いざや
見に行かん

その後、昭和16年に、以下のように改定されています。
教科書にはこちらで載っていることも多いのだとか。
私はあまり馴染みがありませんが。
こちらを1番、前記の詞を2番として演奏されることもあるそうです。

さくら さくら
野山も里も
見渡すかぎり
かすみか雲か
あさひに匂う
さくら さくら
花ざかり

編成

なんとも雅やかな、雅楽の音が聞こえてきそうな、
美しい日本の5音階で書かれたこのメロディー。
いろいろな編曲がありますね。

私は宮城道雄さんの箏曲「さくらさくら変奏曲」
が本当に素晴らしく、大好きです。

私の歌っているものは
山田耕筰 編・作曲の日本歌曲「さくらさくら」
です。
ピアノ伴奏に琴の雰囲気を携えた名曲です。

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ピアノ曲として、平井康三郎さんが「幻想曲さくらさくら」
というのを作曲されています。
こちらは少し重厚な、ちょっとブラームスを思わせるような、
日本人による、日本のメロディーを使った
クラッシック音楽的な感じの作品です。

実は海外の作品でも「さくらさくら」のメロディーを
モチーフとして使っている曲がいくつかあります。
有名どころではプッチーニのオペラ「蝶々夫人」です。

何にしても、日本の国歌にしたいくらい美しい日本らしい曲です。
聞いていただけたら嬉しいです。

最後までお読みいただき、ありがとうございます♪