こんにちは。ソプラノ歌手みやこです。
発声法と、一言に言っても、それはそれは様々だなと思う今日この頃。
私の中での「発声法」とは、実に、
「イタリア・ベルカント唱法における発声法」
の一つに過ぎないことを、最近つくづく思い知らされます。
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ここ1年ほど、様々なジャンルの音楽に触れることが多くて、
いろいろな音楽を歌っている人のボイストレーニングを担当させてもらっていますが、
共通することはもちろん沢山あるけれど、
全く違う技術だなーと思うこともしばしば。
でもやはり、歌唱の発声法には、共通事項が多いです。
でも、演技のレッスンで発声法を教えてもらったら、これはもう、全然違った!!
もちろん、腹式呼吸、脱力など、共通している部分はあるが、声を出した時の感覚が全然違う。
そして、正しい声を出した時の、驚き!!
声がスパンスパン飛んでいく!!!全く新しい感覚!
クラッシックにおける発声法は、どちらかといえば体全体を響かせ、息の力で周りの空気を振動させます。
飛ばすというより、声を息で運ぶようなイメージなのですが。。
でも演劇における発声は、明らかに声を飛ばす。
マシンガンのようにダダダダダーっと!(あくまでも私が知っている「発声法」と比べると、の話です:笑)
そして、さらに驚いたのが、演劇においては、「声の方向性」がとても大事だということ。
どこに向かって声を飛ばすかによって、セリフにメリハリをつけるというもの。
これは本当に目から鱗。
言われてみればそうかも。日常生活でも、会話をしていたって、話はいつも同じ方向に向かわない。
基本は相手に向かって。でも時々自分自身に向かって、時々そこにはいない誰かに向かって。
オペラの歌唱においては、やはり独白、相手に向かって、あるいは心の中の言葉を歌う時があります。
これは、ちゃんと考えてみるべきだな、と、新しい視点を持ちました。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!